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ストーリー

私たちの物語は、ある「思い込み」と「挫折」から始まりました。

かつての私たちは、「システムとはデジタルの何かである」という固定観念を持っていました。
文化祭の混雑を解消するために先輩が作ったWebアプリ。
その課題を「デザインの力」で解決しようと意気込み、機能を詰め込んだ企画書を提出しましたが、結果は「却下」でした。
なぜ良かれと思ったデザインが受け入れられないのか。
その答えを探す中で出会ったのが、駅や街中に当たり前に存在する「案内看板(サインシステム)」でした。

東京での現地調査や膨大な資料調査を通じ、私たちは気づきました。
フォントの一文字、矢印の角度、色の調整。
その一つひとつが、特別な道具を持たないすべての人を目的地へと導く、極めて高度な「仕組み」であることを。

私たちがたどり着いた結論は、「システムの本質とは、入力を受けて一定の出力を返す仕組みそのものである」ということです。
デジタルかアナログかは手段に過ぎません。
真に重要なのは、そのデザインの「反対側にいるすべての人」にとって、その仕組みがどれだけ「妥当」であるか。

SOMENETは、単に美しいものを作るチームではありません。
情報の先にいる人の感情や体験を想像し、あらゆる感覚に配慮した「妥当な仕組み」を設計する。
私たちはこれからも、この学校という枠を超えて、「わかりづらい」を「わかりやすい」へと変えていきます。